21世紀倶楽部

モーツアルトよ永遠なれ!

〜生誕250年を記念して〜
開催日

2006年11月21日(火) 18:00〜

講師 亀岡 光則 氏(アートフォースM&K代表)

亀岡光則さん今回モーツァルト生誕250年を記念して、亀岡光則氏がモーツァルトの魅力を語ってくれた。

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年1月27日オーストリアのザルツブルクに生まれ、1791年12月5日ウィーンで没した。戯曲にもある「アマデウス」とは「神に愛される」という意味があり、モーツァルトのミドルネームから来ているという。

 またモーツァルトがオペラ「フィガロの結婚」を作曲した場所として知られる「フィガロハウス」は正式名を「モーツァルトハウス・ウィーン」といい、ウィーンのドームガッセ5番地に現在も存在する。この場所が2006年生誕250周年を記念して14ヵ月かけて改修され新たな観光スポットとしても注目されているというから、興味のある方は訪ねてみてはいかがだろう。

 モーツァルトは35歳の生涯のうち、東西南北世界各地を旅してまわっている。当時は馬車での移動で道も悪かったのだから、旅といっても楽なものではなかったことが想像できる。しかし藤原正彦著「天才論」に「天才は小さい頃に美しい景色を見ている」とあるように、まさにモーツァルトも旅をすることからいろいろな体験をしたことが天才の要因になっているのではないか、と分析する亀岡氏。そしてさらにオペラ魔笛を例に挙げながら「モーツァルトの作品は精神的な強さがあり、光と闇、月と光、男と女など対照的なものが奇跡的なほど融合しているところに魅力がある」と語った。

 それは日本の文化にもあい通じるものがあるのではないか。戦前から戦後、180度社会の移り変わった時代背景にぴったり当てはまったこと。だからこそ当時日本でも大きくモーツァルトが受け入れられたのではないだろうか。それだけではない。さらに戦後60年を経た現在も、脱アメリカとして転換期を迎える日本が、改めてモーツァルトの音楽を聴くことによって、「優しさとともに武の精神」を共存していた独自の誇るべき文化を見直すきっかけとなってほしい・・とまとめた。

開催風景



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